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恥ずかしくて

今日、お茶のお稽古がありました。

薄茶の平点前、拝見付きです。先々週に、薄茶点前のDVD付きの本を買って、毎日手順をその動画で勉強をしていたので、先週のお稽古の時は、かなりスムーズに点前を行うことができました。それでいい気になっていた訳ではないけれど、仕事も少し忙しかったのもあり、今週はそれほどおさらいをせず、今日のお稽古に臨みました。

それが、

同じことをやる週なのに、なぜか、出だしから記憶が飛んでしまって、入り口がそうだから、その後は焦ってしまって、手が震えてしまいました。汗もポトッ。

何とかやり終えたものの、いい歳して取り乱し、大汗までかいて…。恥ずかしいたらありゃしないです(涙)

帰り道、落ち込んで、いつも寄る本屋さんで、いつものように「茶道」の棚を見ていたけれど、頭は何も入らずで、もう家に帰ろう、として振り返ったら、逆の棚には「詩」のコーナーが。

好きな茨木のり子さんの詩を立ち読みしました。

大人になるというのは
すれっからしになるということだと
思い込んでいた少女の頃
立居振舞の美しい
発音の正確な
素敵な女の人と会いました

・・・

初々しさが大切なの

・・・

大人になってもどぎまぎしたっていいんだな
ぎこちない挨拶 醜く赤くなる
失語症 なめらかでないしぐさ
子どもの悪態にさえ傷ついてしまう
頼りない生牡蠣のような感受性
それらを鍛える必要は少しもなかったのだな

・・・

                    茨木のり子 『汲む』

大丈夫よって、江戸弁の茨木さんから言われた気がした。ポン!て肩を叩かれて。皆もそうなのよ!って。 

 

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 自分が持っている詩集で『汲む』をもう一度読む