拝啓

この手紙読んでいる貴女は、どこで何をしているのだろう。未来の自分に宛てて書く手紙なら、きっと素直に打ち明けられるだろう。

あれから、一年経ちましたね。体は元気になりましたか。もう笑い話にしてくれているといいけど。
あの時お世話になった、婦人科の女性医師の言葉には救われましたね。「体はもっと前から悲鳴を上げていたはずですよ。今まで聞く耳を持たなかっただけなんですよ。本当によく頑張りましたね。でももう体の言葉に耳を傾けてあげて。」 ハッとしましたね、あのときは。そして、訳もなく先生の前で涙が流れてしまったんですよね。

上司にも同僚にもたくさんの人の協力を得て、仕事も休まず、会社の資格試験にも何とか合格できたことは、かなりラッキーな状況といえるでしょう。
もちろん、貴女自身の努力もあります。本調子でなくても、諦めずくじけず、休むことだけはなるべく避けようとした根性は、自分でも褒めてあげます。夜9時前には布団に入り、時間には余裕を持って行動する努力をしたこと、ロボットみたいな規則正しい生活は、好き勝手に生きてきた自分にしてみれば、何ともつまらない日々だったことだと思います。
いろんな事を考えましたね。何を卒業して、大切な人は誰か、自分がホッとできる空間は、など。

さあ、一年経ちました。この一年貴女が目標に掲げた「彩りのある生活」に今は囲まれていますか。
花の香り、カラフルな食卓、豊かな会話、個性が溢れる書の世界、など色彩のある日常を送っていますか。努力してますか。

また、手紙します。素敵なお返事待ってます。