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考え方が違う

会社の大きな会議室でパーティーがあり、その後、花がたくさん余ったので、良かったら貰って下さい、と声がかかった。各自が貰ってもさらに残るので、各部署の受付にお花を活けよう、ということになり、うちの部でも貰ってきた。
お花の師範の免状を持っている同僚に、活けてもらえないか、とお願いしたのだが、「私なんて無理よ。だって、普段は花は全く活けないもの。」と断られた。

別に、普通に飾ってくれればいいんだけどな〜(>_<)

聞くと、師範資格を取ってからは、お花を生けた事がないとのこと。えー! そんな事ってあるのか、と思った。若い時からお花を習っていて、10年くらい前には、念願かなって師範資格を取った彼女。師範を取るのもお金がかかるのよ♪といろんな話を聞いてたりしていた。お花をやるんだから、着物が着られるといいよね、と着物の着付けも、またお茶もたしなみの一つとして、と言って、こちらも頑張って資格をたくさん取得していた。さらに、「将来、こちらで身を立ててもいいかな〜とも思ってるの。」とも言っていた。私は素直に‘いろんな事に興味を持って偉いな〜。エネルギッシュで素敵だな〜。’と思っていました。

でも、今回の彼女の姿を見て、いろんな事に合点がいきました。なぜって。そう言えばと思い出してみると、最近の彼女の口から、普段お花に接している話を一度も聞いたことがないのです。こんな花が好きなのよ、とか、生け花あるある、みたいな話を一度も聞いたことがなかったのです。生け花に対する気持ちの熱量がまったく伝わってきたことがなかったのです。

将来、身を立てると言っていたけど、実際その時になって、本当に手が動くものなのか? 私はとても疑問に思います。極端な言い方をすれば、本当に「好き」の気持ちがあるのかな?って思います。自分だったら、そういう人に教えを受けたいとは思わないです。先生からはいろんな話、愛情ある話を聞きたいですもの。

「何もしてこなかった10年」と感じる人と、感じない人。考え方は、人によって違うのですね。