revival<私のペン字の歩み 6>

2010年(平成22年)1月。
正月休みを終え、実家から自分のマンションに帰る途中、駅ビルに寄った。新しく出来たカルチャーセンターに初めて訪れた。自然と、書道・ペン習字のコーナーをブラブラ見てみる。ふとあるチラシを見て、大きな声を出してしまった。‘あっ!’

デジャヴか…? 以前も同じ経験をした。

思わず大きな声を出したのは、土曜日の午後にペン字の教室が開かれてるというのだ。しかも、講師の先生は、以前習っていた恩師のお弟子さんだ。私の方は、よく知っている。いろんな講習会や作品展で何度もお目にかかっている。もっとも先生は私のことは知らないでしょうけれど。

ペン字やりたい。素直にそう思った。でもまた挫折したら? 不安な気持ちも現れる。

明日から、来月から、来年から・・・と言っているうちに、灰になってしまう。

ある心理学者が言っていた言葉を思い出した。

一昨年、昨年と、両親が相次いで病気になった。体は丈夫でいつも元気な両親だったのに、やはり人って歳を取るのだ、と実感した。先生は、お元気かしら?先生は両親と同じくらいの年齢のはず。

そう思うと、いてもたってもいられなかった。
今度は、月2回、土曜日に行くのだ。迷う理由は何もなかった。