残り17枚

80年代後半から90年代前半、音楽のCDをたくさん買った。
毎月5枚以上は購入していた。当時、地元の新星堂で、馴染みにしている店員さんに『お奨め』の何枚かを選んでもらって、毎月給料日に約束どおり、お奨めの分は全部買っていた。洋楽、クラシック、流行りのもの問わず、全部おまかせにした。

今月は、どんなアーティストを選んでくるかしら?と、毎月楽しみにしていたものだ。

そんな状態が何年かして、自分も歳を取ったせいか、それほど音楽も聴かなくなってしまい、その新星堂が閉店すると同時にCDの購入もパッタリやめてしまった。

さらに、自分がモノのこだわりがどんどん無くなってきて、‘物を捨てる’気質に変わっていった。
ブックオフとかその時はあったのだろうか?私は処分する=捨てる、しか方法が思いつかなかったので、もういらないCDは会社に持っていき、どれでも好きなものを差し上げます、と皆に引き取ってもらった。正確な枚数は忘れてしまったが、540枚くらいあったのだと思う。

その後、たまに見直すと、また新たに捨てるものが出てくるのです。少しは買い足しているので、まったくゼロにはならないが、確実に所有数は減っている。
今日、久しぶりにCDラックを覗いてみた。5年ほど前に見たときには、これ以上は思い出を削ることはないだろう、と厳選したと確信していたが、どうしてどうして、半分近くを処分することに決めた。不思議である。


  右側の分を処分することに。