晩夏(ひとりの季節)

14番目の月

14番目の月

毎年、夏の終わりにユーミンの『晩夏(ひとりの季節)』が聴きたくなる。8月の、もう少しで夏休みが終わってしまう時期にである。学校に通わなくなった今でも夏休みの終わりの頃は、何となく物悲しい。今年の夏は暑かったせいもあって、夏の終わり感を味わうのは今一つだったが、昨日今日と少しだけ涼しくなって、ようやくこの曲を聴きたくなる気持ちになってきた。

ユーミン荒井由実との出会いは、小学校の5年生の時である。テレビドラマの主題歌だったのか『あの日に帰りたい』がとてもヒットして、私も親にシングルのレコードを買ってもらった。♪青春の後ろ姿を人は皆忘れてしまう〜 歌詞の意味もよくわからないくせに、サビの部分は何度も口ずさんだ。
小6の時。幼なじみの高校生のお姉さんが『14番目の月』のLPレコードを貸してくれた。自宅のステレオで何度も聞いた。何日かしてお姉さんにレコードを返さなくてはいけないという思いが、このアルバムの最終曲の『晩夏』の物悲しさと重なって、特に印象的だったのではないかと思う。